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定期の口腔ケアが大事です

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 なかむら歯科クリニックの中村です。先日の読売新聞からの抜粋です。

 ~定期の口腔ケア 全世代で~   垣添忠生 日本対がん協会会長
 よくかんで食べるという習慣は、健康や長寿のためにすべての世代で重要だ。家族で囲む食卓は、子供が正しい食習慣を教わる場になるが、多くの家庭でその機会が減った。子供は柔らかくて食べやすいものを選びがちになり、かむ回数が減る。その結果、顎が発達せず、歯並びが乱れて虫歯になりやすくなる。大人も、よくかんで食べないと肥満になりやすい。肥満が健康によくないことは言うまでもない。
 高齢者の健康維持にはかむ力は特に重要だ。残った歯が少ないほど、記憶力や運動能力が低くなるという調査もあり、認知症の危険度も高まる。逆にかむことで脳が活性化して意欲が向上するという研究もある。
 よくかんで食べる習慣を続けるには、口の中の健康を維持する口腔ケアが大切だ。しかし、日本では、まだその意識が薄い。定期的にケアを受けている人は3人に1人にとどまっている。
 (中略)
 日本には80歳で20本、自分の歯を残そうという「8020」運動があるが、現状は「8013」だ。これに対してスウェーデンは「8025」、つまり80歳で平均25本。日本との差は大きい。”先進国”に共通するのは口腔ケアという予防重視の姿勢である。
 歯の健康を保ち、よくかんで食べるという身近な行為を生涯続けられれば、結果的に医療費の抑制に大きく貢献する。
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 口腔ケアを定期的に受け、歯を大切にしていくことで、生活習慣病、認知症、誤嚥性肺炎などの予防ができると言われています。当院でも1年に2~4回の定期的な口腔ケアをお勧めしています。
 

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